【出発前】
金曜日、早めに宇都宮入りして、
ここあたりで仮眠しようと思ったんだが、仕事が早くおわらず、こうなったら新幹線ではなく宇都宮線でゆっくり寝ていこうと上野方面に向かって走り始めたらタイヤに異変発見。
その辺の自転車屋では売ってないし、家に帰っても古めのタイヤしかない。
そこで小径車にウェイトを置いている渋谷の
Y'S BIKE
DETA に賭ける。一応451サイズの定番 SHCWALBE STELVIO があったので、2本購入、路上で交換。ポンプは同店で借りた。
そんなこんなですでに新幹線でないと間に合わない時間に。そのかわりホームには早くついたので、待ち行列の先頭。最終的には立ち席も出るくらい混んでいたのでラッキーといえた。
連結部をふと見ると輪行者が。こんな時間、この電車に乗ってるのはブルベしかありえないだろうと思い、宇都宮のホームで声をかけると予想通り。
森林公園の位置を正確に知らなかったので、ご一緒させてもらう。実際行ったら真っ暗で、一人では無理だっただろう。この方(K氏)とは結局後半から最後、帰りの新幹線まで一緒だった。
森林公園は宇都宮駅から13Kmほどだが、10Kmほど行くと雨が。非常に憂鬱になりつつもスタート地点ではほとんどやんでいたので、腹をすえる。
ブリーフィングでは、日本のブルベ600Kmの中ではもっとも累積上昇高度が少ない、と言う説明がありほっとする。
しかし他と違って夜が2回ある。なぜわざわざそうするかと言うと、本番のパリ−ブレスト−パリ(以下PBP)がそうだからだそうな。いかに道中で仮眠を取るかのポイントもPBPでは非常に重要だと言う。それで納得。
ちなみに参加者の半分以上がすでに 600Km の認定者。つまり Super Randonneur(以下SR)目的ではなく、単に好きで参加ということ。自分もそうなるんだろうか…
【出発〜PC1(
馬頭、42.6Km地点、1:48)】
特に前のほうとか、最後尾とか意識していなかったので、適当な順番でスタート。深夜だったので、PBP参加者のブログでもあった赤いテールライトの連なりがずっと先まで続きとてもきれい。
先ほどの雨で路面もぬれており、道中長いので皆非常にゆっくり(16〜7Km/h)と走っていく。
これでは仮眠時間が稼げないんじゃないか?と言うくらいだったのでちょっとあせり始めたところ、皆もそう思ったのか集団のペースが少しずつ上がってきた。
信号待ちのたびに集団は分割され、なんとなくやや速め(30Km/h前後)の人の後ろに着きしばらく4〜5人で突っ走る。そうこうしてるうちに最初のPC(Point de Control、フランス語でチェックポイントのこと)に。
ペースがちょうど良かったので、しばらくご一緒させてもらおうとご挨拶。結局この人ともかなり長い間一緒に走った。
【〜PC2(
日立みなと、102.4Km地点、4:51)】
ブルベのPCは大抵コンビニで、そこのレシートが通過証明となる。また今回は 10,000カロリー以上消費されるはずなので、ガンガン食べないと追いつかない。
というか10,000カロリーなんてとても食べれるもんじゃない。しかし、無理してでもエネルギー補給をしておかないと長距離は走れない。私自身はハンガーノック(空腹で全く力が出なくなる状態)の経験はないが、その手の
target=_BLANK>記述は多くあるので、糖分を中心にとにかく詰め込む。
今回多用したのはエクレア。食べやすく消化もよさそうで、おにぎりより断然高カロリー。そういえば今回おにぎりは1個も食べなかった。
そんなエネルギー補給の後、おもむろにスタート、いいペースで走り始めたが、なぜか登り坂が多い。最初はがんばって踏んでいたが、坂のたびにちぎれはじめ、ついには単独走に。
target=_BLANK>Mapfan は等高線が入ってないので気づかなかったが、実は結構
入り組んだ地形だった。
基本的には国道293をひたすら日立に向かって走るだけだったのだが、ところどころ交通量の多い道を避けるような設定になっている。常陸太田の手前もそうなっていたが、どうもその最初の迂回ポイントがわからないまま走っていた。あたりはすっかり明るくなっていたので、看板も見落とさない。
「国交省前という交差点を右折」とあったので、何の疑問も感ぜずに右折、しばらく走っていると折り返し走者とすれちがった。
速い!折り返しの日立みなとまではまだ10Km以上ある。ということは20Kmも余計に走っている計算に。
ん?折り返した後ここは通らないんじゃないか?コンパスを見ると東南に向かうはずなのに西南を向いている。そういえばその後折り返し走者はパッタリ来ない。
いやな予感がして、秘密兵器GPS!全工程は電池が持たないので、迷ったときだけのつもりだったがこれが大正解。というか、やはりミスコース!国交省前右折は、迂回路からの場合で、293をそのままのときは直進だったようだ。これで7Kmほど余計に走ってしまった。
後はそのまま海までまっすぐなはずだが、どうもミスコースの不安が付きまとう。またまた不安になってGPS、今度は問題ないことが確認できた。文明の利器はスゴイ。
海沿いの道に出ると今度こそ正しい折り返し走者とすれ違いながらPC2。
【〜PC3(
麻生、165.1Km、8:13)】
またまた食えるだけ食って、一人寂しく再出発。どうも一人だとモティベーションもあがらず、速度が下がりがち。とろとろ走っていると信号で後続グループに追いつかれた。そのうち2人はダッシュして行ってしまった。残り2人は特に急ぐ様でもない。そのまま抜かれるのもナニなので、先頭を引く形でがんばって走る。
こっちが必死なわりにいろんな話をしながら走っている。どうも一人はPBP2003経験者の様子。
このときも坂でちぎれかけ、どうぞお先に、と言ったらいやいや、ずいぶん引っ張ってくれたんで一緒に行きましょうと、ありがたいお言葉。
結局この人たちとは、この後猪苗代までずっと一緒。そもそも制限時間一杯に使うという前提のようで、非常に楽しく走れた。
次第に天気もすっかり回復しどんどん暑くなってPC3到着。
【〜PC4(
土浦、202.4Km地点、10:22)】
ここからは宇都宮から一緒だったK氏も合流。話を聞くと神奈川ブルベで 200,300,600 と走っていて、SR認定には 400 以上走ればよいら
しく、今回出走だそうな。BRM325伊豆300km では一緒だったはずだが、当然のようにお互い記憶がない。
霞ヶ浦大橋のたもとに道の駅があることは事前にわかっていたが、皆まだ仮眠が必要な状態じゃないと言うことで通過、するとすぐに霞ヶ浦の壮大な光景が。思わず皆歓声を上げる。あとは淡々と土浦まで。やっと1/3。
【〜PC5(
羽黒、242.0Km地点、13:03)】
土浦ではゆっくりしたこともあり、PC1前後で一緒だった方も合流。結構いいペースの人だったのになぜ?と思ったら家がすぐそばで一眠りしてきたらしい。
この区間がちょうど昼をはさみ一番暑い時間。区間距離も40Kmで全工程の最短設定。ビール飲みてぇとか言いながら6人で楽しく走った。
(その2へ続く)
通過時間明記だと、ペース配分が分かるのになぁ(笑
通過時間は、ブルベカードが手元にないんで公式発表を待て!
それからそれから...